書くことで感情が浄化される

日々情報量が爆発的に増え続ける情報化時代の現代において、インターネットを中心に、膨大な情報を受信しています。

さらには本を読み雑誌を読みテレビを見て、人の話を聞いてとしていると、情報の消化不良になってしまい、自分の考えや感情を整理できないまま、まるで濁流に飲まれてしまったように、立ち止まることも、舵を切ることも出来ずに、流され続けてしまいます。

そして自分がなんのために生きているのか?本当にやりたいことは何なのか?それらを整理して自分の夢や理想を描くことも出来ず日々の仕事や生活に追われてしまいます。

「追われている」感覚を持てているならまだ良い方で、
その感覚も持てないくらい麻痺して、強い言葉で言えば社会の情報、ルールに洗脳されてしまって抜け出せなくなってしまいます。

自分の意見、自分の考えを持てず、受け売りの情報知識をただリピートするだけ、「知っていること」が何かとても価値のあることなのだと勘違いをしてしまいます。

自分の考えや感情や感覚としっかり対峙し、そこから生まれてくる言葉や感情、論理やイメージを整理し、そしてアウトプットすることは、本当に心や頭が整理され、健康になることを実感しています。

ミュージシャンは唄を歌うことで自分を浄化している、だから歌うことをやめたら生きていけない、そんな風に言う方もいます。
きっと自分と誠実に向きあうことを最優先しているから、
周りに流されるのではなく、「自分」をしっかり持っているから、表現者であり、アーティストなのでしょう。

私は今まで日々の仕事や目の前の情報に翻弄され、
自分との対話をないがしろにしてきました。

今こうして立ち止まり、しっかりと自己の考え、感情、今までの行動パターンと見つめ合う事を最優先することで、
今までの20世紀型のライフスタイルをなんとなく踏襲するのではなく、21世紀型のライフスタイルを創造していく喜びを噛み締められるようになってきました。

急がば回れ

あせらずに、自分自身と世界の現状と徹底的に向きあって、
21世紀のライフタイル、そして会社のあり方がどういうものかをイメージし、実践していこうと思っています。