タイに来て思うこと

今日は仕事でタイに来ています。
タイに来て思うことは、本当に信仰心の強い、感謝と礼儀に溢れた国だなということです。
飛行機やホテルのスタッフは、出会うたびに胸の前で手を合わせてお辞儀をし、出会いの喜びを表現するように微笑んでくれます。
実際に何人かの人と話をしてみても、精神性が高く、心が穏やかで、内面の豊かさが伝わってきます。

タイやフィリピンなど、精神性の高い国は、物質的にも豊かなのか?というと、残念ながらそうではありません。むしろその逆で、「清貧」という言葉がぴったりです。

物質的に必要なものは全て揃っている先進国において、欠落しているのは心の豊かさ、内面の豊かさです。

タイやフィリピンに比べてはるかに経済的、物質的に恵まれている日本に置いて、毎年3万人以上が自殺していることは、清貧に、誠実に、日々を大切に、自分を大切に生きているタイの人々には理解ができないのかもしれません。

そして、これからは「心の豊かさ」を獲得するために、お金が流通するようになるでしょう。
「心の豊かさ」は物質的な豊かさとは異なり、お金を払えば直ぐに手に入る物ではありません。

幸せの種を自らの心のなかに持ち、それを育てていくしかみちがありません。誰かに依存したり、何かに依存したりして得た心の豊かさは、それらを失ったときに一気に消滅してしまいます。

どんな条件や状況でも揺るぐこと無い不動心を得ること、
確信を持つこと、それが「幸せの種」です。

自らが生きているうちに、日本はもちろん、タイやフィリピンといった精神性の高い国々にまで、心を豊かにしていく新教育産業が広がり、全世界の人々が心の豊かさを得ることができる、そんな新経済発展モデルを創っていきたいと強くお思いました。