コンフォータブルゾーン

第一回スタートです。

自分が気づいてきた順番に遡って、一から順に書ければ良いのですが、そうなると一気にハードルが上がり、書かなくなりそうなので、思いつく内容、今、自分の中で旬なものから、書いていこうと思います。

コンフォータブルゾーンという言葉があります。
直訳すると「快適さを感じる範囲」です。

誰しもが、
居心地の良い空間、
一緒にいて楽しい仲間、
楽しい一時
など、快適だな〜、幸せだな〜と感じる心の状態があります。

この状態は人によって異なります。
実はこの、「人によって異なる」というのがとっても意味が深いのです。

「人によって異なる」という言葉だけ見ると、「そりゃそうだ」と読み飛ばしてしまうのですが、
「なぜ人によって異なるのか?」
「どうして人によって異なるのか?」
「どのように人によって異なるのか?」
そこを掘り下げて考えて、論理的に説明して、相手と共有し、共感してもらえるかということが、とても重要です。

なぜ、コンフォータブルゾーン、「快適さを感じる範囲」は人によって異なるのでしょう?

私たちが日々創りだす商品やサービスは、作り手が「快適さを感じる範囲」が正しいとか、他の人にも心地良いはずだとかいう信念、思い込み、主観、仮説によって生み出されています。

このカフェの空間は快適だ!この料理が美味しい!この家の設計は快適だ!
そのような作り手の意志があって、情熱があって、商品やサービスが創りだされています。

それが善い、悪いではなく、商品やサービスが生み出される原動力でありメカニズムですという客観的な解析です。

その思い込みや主観、より丁寧な言葉で言うと理念がベースとなって、社員を統率し、お客様を惹きつけ、拡大していきます。
「もっとこの快適な空間を広げたい」
その創業者の強い主観です。

コンサルタントや起業を出来ない人は創業者が創りだした「コンフォータブルゾーン」を
「さらに広げるにはどうしたら良いか?」の方法論は考えることが出来ますが、
「コンフォータブルゾーン自体」を作り出すことはしていません。

ビジネスマンに限らず、主婦の方でもそれぞれの価値観によって、家のコンフォータブルゾーンを規定し、それを維持、拡大しています。

このコンフォータブルゾーンを維持しようとするのは、生命活動の欲求です。

人間の体温は36度前後で、この範囲をコンフォートゾーンとして規定しているために、その体温を維持しようとしてエアコンを作ったり暖房を作ったり衣服を作って維持しようとします。

このような人間の生命活動、本能的な欲求を充足するためにたくさんの商品、サービスが生まれ、社会が作られています。

世の中の争いの原因は、このコンフォータブルを維持拡大しようとする者同士の衝突です。
政治や宗教、国家、経済によってコンフォータブルは全部違い、自分のコンフォートゾーンを維持拡大したいがために、力やお金で相手のコンフォートゾーンを占領していきます。


とここまで書いてきたのですが、
かなり脱線してしまい、
収拾がつかなくなってきました。

ただ消すのは勿体無いので、
一端「練習1」はこれで終わります。

もっともっと練習が必要ですね。